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東日本大震災  原発事故と我々にできること

原発事故の報道状況が変わってきているように感じてなりません。
今まで、状況説明をしても「ただちに影響はありません。」と結んでいた話が
原子力保安院のスポークスマンがむしろ明快に「非常に憂慮すべき状況だ。」
と結ばれるのです。この変化に恐ろしい事態が進んでいるのかと思ってしまう
のです。

符牒するように、環境市民さんから発信されている「東関東大震災」福島原発
事故から2週間。現状をどう理解すればいいのか。という放送がありました。
http://797podcast2.seesaa.net/article/193284740.html
もしくはラジオカフェホームページからユーストリームでも聞けます。
ここでは、京大原子炉実験所助教 小出裕章先生が驚くべき状況説明をされて
います。電源が準備でき冷却装置が改善されると思いきや、高濃度の放射能で
汚染された水が障害となっている。この水は冷却水であり、土壌や海に流れ汚
染を広めることになる。しかし、冷却水注水はやめられない。そうこうするう
ちに、破局的な結末(原子炉爆発?)が起こらないとは言えない。また、作業
員の被爆が限度に達しつつある。と言われるのです。現状でも、30㎞外でも
驚くほど高濃度の汚染地区が生じつつある。また、破局的結末では、20、3
0ではなく200、300㎞の距離の避難が必要で無人地区が生じてしまう。
しかし、人々が本当に住みなれた土地を離れ避難できるのだろうか、と言われ
ています。

このようなお話を聞くと、正直とほうに暮れてしまいます。
このような状況でどのような支援を私たちができるのかとも思ってしまいます。

京都府建築士会では、どのような支援が可能かを議論し、まずは被災を共有し
ようと考えました。原発は高度に専門的で専門家に任せるしかないのですが、
まずは被災地の建築士さんの声をお聞きしようとなったのです。

このようにして始まったのが「被災地で活躍する建築士の声」というラジオ
放送です。今日第一回の収録をしました。岩手県気仙地方の池田さんという
一級建築士の方です。津波が50mまで押し寄せてきたと言われる池田さん
は、被災地の重い状況を語られた後、大切なのは市民に対して、本当に小さ
なことからなんでも相談にのることだと言われました。水につかった床下や
壁をそのままに住んでよいのかとかなどに応えることで心のケアができる。
また、なんでも応えていきたいが、地元の建築士は大変な状況であり、行政
その他の支援が欲しいとも言われました。

聞けば、電気はまだの地域が多く、電話もダメで、1週間前にようやく携帯
電話が繋がるようになったのだと言われます。この携帯電話で、本日収録を
させていただきました。

先の原発の話は、辛く重い話です。今後、東北関東はもちろん我々も放射能
から身を守ることが必要になる可能性もあります。故郷を捨てなければなら
ない決断をする必要が起きるかもしれません。

しかし、そのことで身を竦ませては何も生まれません。
本当に小さいことからでも復興の手立てを進める時なのかもしれません。

また、少なくとも今は放射能の影響がほとんどない我々が日本の元気を示す
ときなのだとも思います。もちろん冷静な判断力と科学的な考えを持って。

今後、「被災地で活躍する建築士の声」の放送を続けて行こうと考えていま
す。 http://kyoto-hitomachi2.seesaa.net/ 
 注 実際のコミュニティ放送は4月2日 15:00からです。
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東日本大震災  私たちにできること

大震災について私たち京都府建築士会が何ができるかを議論しました。
建築士会まちづくり委員会とラジオ部会のメンバーにコミュニティFM放送
でお世話になっている環境市民の下村委津子さんにご参加いただきました。

最初に衛藤から、18日の東京での日本建築士会連合会理事会報告をしました。
被災府県からも多くの理事が来られての会議では、インフラ整備が進んでい
ない現状では、応急危険度判定などにお邪魔するのはかえって迷惑なところ
がある。むしろ、ここは現地に入れる時まで準備をしつつ見守るのが良い。
また、義援金、お見舞い金を集め連合会を通じ有効に送ろうとなったことを
報告しました。

下村さんからは環境市民の活動をお教えいただきました。
ラジオ放送での原発被害と防御の情報提供や、物資の輸送についての取組
などですが、本当に感心したのが、タスキプロジェクトです。
これは皆さんが同年代、同一性、同サイズの被災地の方々へのプレゼントを
というもので、不要だが気に入っている服から小物までをパッケージにして
贈るものです。(下着は新品)不用品を廃棄するごとく送るのでなく、気持
ちを込めて贈るのですから、精神的な支援も含まれています。一人一人に
手渡しをされるようです。

さて、建築士会として何ができるか。
応急危険度判定など現地に赴いて行う活動はまだ時期尚早です。
ここはまず、被災地の真の情報を得て被災状況を共有したい。
さらに被災地の人々(ここでは建築士)の叫びを聞きたい。ということ
から、電話での取材を行い、ラジオ放送で流す。またこれはインターネット
で全国に聞いてもらえる。ユーストリームも視野に入る。これをしようと
なりました。

すぐにもスタートしたいと委員皆で語り合いました。
今後は、「被災地の建築士に聞く」というスタイルで進めます。

3月26日(土)15:00の放送の後半で約7,8分予告放送をいたします。
79.7MHzですが、後ほどインターネットで音声が聞けるようになります。
http://kyoto-hitomachi2.seesaa.net/


東日本大震災  原発事故 悲観論と楽観論の間に

福島の原発事故では、識者がいろいろな意見を寄せています。
楽観的な考え方から悲観的な考え方まで結構幅があると思います。
楽観的な意見はそれこそ、政府発表やNHKニュースであると感じ
ていますが、発表されているデータ(少ないですが)は正確なもの
であるとは思います。
しかし、当初の発表から爆発による上屋が飛ばされ、避難が始まり、
20㎞の距離をとることになり、今は危険度がレベル4から5に上が
った今も何か切迫感がないと感じるのは僕だけでしょうか。
中国は日本人が暴動を起こさないのが信じられないとの報道もあっ
たようですが,皆さんはどう思われていますか。

この切迫感のなさはNHKの報道姿勢にあるのか、我々日本人の
あきらめのよさからくるのかはわかりませんが、僕は政府の広報
内容に実際の危機を過小評価しようとする姿勢が感じられてなり
ません。
確かにむやみな不安をあおるのは間違いと思いますが、国民の命
や健康を保持することへの熱意や使命感が欠如しているような気
がするのです。

一方では、僕が尊敬する藤原直哉さんや、環境市民の下村さんの
発言などは厳しくどちらかと言えば悲観的です。お二人とも、
国民の健康保持について非常に熱く語られます。

しかし、健康を何とか保持するためにはこのような事故を起こさ
せないことが、まず大切ですが、(藤原さんは東電の隠蔽体質と
それを擁護することはあっても厳しく指導できない政府の姿勢に
問題ありとされています)起こった以上は、どう早く処理をする
か、また人々が健康を守るため現場から距離を置き、また屋内避難
するかと言うことになります。

早急な処理は専門家にお任せするしかないのですが、私たちは今回
の事故の原因やその後の対応について正確な事実を知る必要がある
と考えます。

また、今後の原発依存文明をどうするかもフランクで正確な議論が
したいと考えます。

そういう意味で、悲観的な考え方も是非とも知りたいと思っています。

外国の政府系機関の意見も気になるところです。
すぐさま自国民は引き上げろという論調の国もありますが(日本が
逆の立場ならそう言っていると思いますが)英国大使館の調査結果
は参考になります。
僕は原発については全く専門的知識がなく、今回のニュースと友人達
のメール(三菱重工の原電関係者も友人にいてフランクな意見を貰っ
ています)、それ以外はいろいろな識者達のブログなどからの知識
だけですが、文末に参考に記載いたします。

悲観論と楽観論の両方をみて自分なりに判断するしかないかと思って
います。

藤原直哉さんの記事をご紹介いただいた辻村哲夫さんのメールに
イギリス政府が日本にいるイギリス人の安全のために環境評価をした
ことが書かれていて、その原典を池田信夫さんのブログから知った
とありました。ここに池田信夫さんのブログをご紹介いたします。
ご参考ください。

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51688876.html
池田信夫Blog 2011年03月16日 14:16 科学/文化
イギリス政府による福島原発事故の影響評価

東日本大震災  イベント自粛の是非

これだけの仲間や同胞の苦労を目の当たりにすると、私たちは楽しみや華美な会合などを
自粛する気持ちが起こります。建築士会も、近く行われるスポーツ大会の開催が議論されました。
昨日は、吹田のまちづくり団体で近隣と行う桜まつり開催是非が話題に上がりました。

このような気持ちは、苦労している仲間に対し、自分たちも楽しみは控えようという非常に
日本人的なやさしい気持ちの発露であると思います。

しかし、異なる意見も聞かれます。

自粛することで被災地に寄与するものがあるのか。大切なのは、自分たちがやるべきことをやり、
行動すべきときに力を蓄えるべきではないか、また、むやみな自粛ムードは、経済や気持を沈滞させ、
本来元気に頑張って全体を引き上げる役割が果たせなくなるのではというものです。

どちらの意見も正しいことを言われていると思います。

ここで、藤原直哉さん(経済アナリスト)が興味深いことを言われていました。

今回の悲劇は、歴史の断層をみんなで渡るときであることを示している。
今こそ、被害を受けていない元気な西日本の力も借りて新しい日本を創ることが必要だと言われます。

この言葉を受けて、僕は元気な関西こそが今回の事態に大切なのだと感じました。

もちろん大惨事に対する配慮は必要です。しかし、それはイベント等を軒並み止めるというのでなく、
気持ちを込めた黙とうや義援金受け付けなどの上で行い、むしろ元気をみんなで確認する場としたい
と思うのです。

東日本大震災  辛い現実

当たり前ですが、今回のニュースも少人数の被害報告からでした。

阪神淡路大震災同様、残念ながら被害規模報道は瞬く間に急激に増大してゆきました。
全国の建築士会有志でつくるメーリングリストでも被災地からはすぐには連絡がなく、
間をおいてから寄せられてきました。建築士らしい冷静で分析的な文面と共に、
「連絡がと取れない仲間がいる」という文面や「今は涙をこらえ動いています」
などが見られます。

関西はようやく春の兆しが感じられますが、被災地は厳冬であろうと思います。
大きな被災を受けた仙台の仲間は、福島の原発事故を気遣われています。

今は危機を乗り越える知力と現場力を結集する時と思いますが、今後原発についても
真剣な討議が必要と思います。

ドイツはこの事故で原発廃止に向けた動きが加速するようです。


議論を先送りしてきた課題が、胸元に突き付けられているような気持ちがします。
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